2014年度経済データ処理実習 レジュメ#4

レジュメ#3へ  レジュメ#5へ 

4.関数の利用

本日の内容:エクセルの統計関数を利用する方法(関数の挿入<fx>アイコン
のクリック)を説明します。平均・分散とは何かを理解してください。

まず、パワーポイントで代表値、散布度について説明します。
算術平均、モード、メディアン、分散、標準偏差を理解して下さい。

平均・分散の説明

確認事項

 データ集合の代表値、散布度とは、

   代表値=平均値、中央値、最頻値など ←データ集合を代表する数値
   散布度=分散、標準偏差など       ←データ集合の散らばりの指標  

     算術平均     μ =(1/n){ X1+ X2+・・・+ X}=(1/n)ΣX 
     分散        σ2 =(1/n)Σ(X−μ)2=(1/n)(ΣX2)−μ2
     不偏分散     σu2 =1/(n-1) Σ(X−μ)2
     標準偏差     SD = √(σ2
     不偏標準偏差  USD = √(σu2



 練習問題: 下にデータ1 から データ5 まで過去5年分の成績データがあります。それぞれの受験者数、平均、分散、標準偏差、中央値(メディアン)、最頻値(モード)、最高点、最低点を求めて下さい。

  1. データ1をクリックして開き、数値データを範囲指定し、コピーします。
  2. エクセルの画面を出し、A1セルをアクティブにし、ホームタブの貼り付け選択→形式を選択して貼り付け(テキストを選択)を実行します。エクセルの画面の第1列目(A列)にデータ1が貼り付けられます。
  3. アクティブセルを D1 にし、関数の挿入を実行します。次のいずれでも実行できますが、1を推奨します:
    1. 数式バー左の関数アイコンfxをクリック
    2. 数式タブの fx <関数の挿入>を選択
  4. 関数の分類で<統計>をクリックし、関数名で<COUNT>をクリックし、OKボタンをクリックします。
  5. 範囲指定ボックスが表示されます。値1のところに、「 a1:a250 」とタイプするか、あるいはマウスでA1セルからA250セルまで範囲指定します。OKボタンをクリックすれば、数式バーに「 =COUNT(A1:A250) 」が入力され、181が計算されるはずです。
  6. ちなみに、関数「 =COUNT(A1:A250) 」はA1セルからA250セルまでの範囲内に入力されている数値の個数を計算せよという意味です。もちろん、データ1の場合はA181セルまででよかったわけですが、後でコピーを使用したいので多めに取りました。
  7. 以下同様に(注意:office2010からMODE()は<統計>から抜けました。直接タイプするか<すべて表示>で探してください。MODE.SNGL()でもかまいません)、

    • D2セルに =AVERAGE(A1:A250) ←算術平均
    • D3セルに =VARP(A1:A250)    ←分散
    • D4セルに =STDEVP(A1:A250)  ←標準偏差
    • D5セルに =MEDIAN(A1:A250)  ←メディアン(中央値)
    • D6セルに =MODE(A1:A250)    ←モード(最頻値)
    • D7セルに =MAX(A1:A250)     ←最大値
    • D8セルに =MIN(A1:A250)     ←最小値 

    とすれば計算できます。関数名がわかっているならば直接タイプしてもかまいません。

データ1

データ2

データ3

データ4

データ5

 
 課題1:=SUM()関数、=COUNT()関数を用いて各データの算術平均をもとめ、=AVERAGE()に一致するか確認して下さい。


 
 課題2:データ1〜5をひとまとめにしたデータの受験者数、平均、分散、標準偏差、中央値(メディアン)、最頻値(モード)、最高点、最低点を計算して下さい。