主なシェル変数の一覧

argv:シェルスクリプトに渡された引数の列
cwd:Current Working Directory. カレントディレクトリを示す
dirstack:directoryの履歴をある程度の個数分記憶しておく。あとからスタックの番号指定でそのディレクトリに移ることができる。
dspmbyte:現在使われている文字コード
gid:現在のシェルプロセスのグループid を示す
group:使用者のグループ名を示す
history:コマンド履歴の最大数を示す。set サブコマンドで設定可
home:ホームディレクトリを示す
killring:何個のキルされた字列をメモリ中に保持するかを示す。
owd:一つ前の作業ディレクトリ
path:コマンドパスを示す。set サブコマンドで設定可
prompt:シェルプロンプトの形式を示す。set サブコマンドで設定可
savehist:ファイルに残すコマンド履歴の最大数を示す。

set サブコマンドで設定可

shell:現在のシェルを示す
tcsh:tsh のバージョンを示す
term:現在利用しているターミナル種別を示す。set サブコマンドで設定可
tty:現在利用しているターミナルの回線番号を示す
uid:現在のシェルプロセスのユーザid を示す
user:現在のシェルプロセスのユーザ名を示す
version:現在のtcsh のバージョンを示す
autologout:セットした場合、この秒数の間入力がなければ tcsh は自動的に終了する
ignoreeof:セットした場合、端末からC-d を読んでもシェルは終了しない。終了にはexitを使う
noclobber:セットした場合、シェルは既存のファイルに出力をリダイレクトする事を許さない。この設定を無視してコマンドを実行するには!を使う
noglob:セットした場合、*,?などのワイルドカードによるファイル名の補間を行なわない
nonomatch:セットした場合、ファイル名の補間に失敗してもエラーとせずコマンドを起動する
verbose:セットした場合、シェルはエイリアス、コマンド、ファイル名、変数などの置換えをした後のコマンドを表示しながら実行する
histchars:履歴置き換え文字を示す。未設定の場合!を使う