雑多なコマンド

date: 現在の日付を表示する
<書式> date
sleep: 実行を保留する
<書式> sleep [time}
time 待ち時間 (秒)
cal: カレンダーを表示する (calender)
<書式> cal [[month] year]

オプションを全て省略すると今月のカレンダーを表示する。yearだけを与えるとその年のカレンダーを表示する。monthも与えるとその年のカレンダー を表示する。

month 月の指定を1から12までで与える
year 年の指定を西暦で与える
echo: 引数を表示する
<書式> echo [-n] [argument...]
-n 出力に改行文字を加えない
argument 引数
clear: 画面を消去する
<書式> clear
bc: 電卓
<書式> bc [name...]
name ファイル名。ただしファイルの最後には quit を bc へのサブコマンドとして書く
look: 英単語を辞書検索する
<書式> look [-df][-tc] string
-d 文字、数字、タブ及びスペースが比較される
-f 大文字と小文字を区別しない
-tc cとその後に続く文字を無視する
string 検索単語
tee: 標準入力を標準出力とファイルに書く
<書式> tee [-ai] [name..]
-a ファイルへの出力を追加書きにする
-i 割り込みを無視する
name ファイル名
script: 端末に表示されたもの全ての写しを作成する
<書式> script [-a] [name]

script コマンドは新しくシェルを起動する。このシェルを終了することによって script コマンドも終了する。シェルを終了するには exit コマンドを利用すれば良い。

-a nameファイルに対する出力を追加書きで行なう。デフォルトは上書き
name ファイル名。省略するとデフォルトとしてtypescriptが与えられる
df: 利用可能なディスクブロックを表示する (disk free)
<書式> df [directory...]

dfコマンドは各OSによって相異が見られるので、man dfなどして確認するのが良い。

directory directoryが存在するファイルシステムだけに限定して表示する
ypchsh: loginシェルを変更する
<書式> ypchsh

ypchshコマンドは Sun OS独自のコマンドで、cc環境では cc2000でしか動かない。これによって login した後に実行されるシェルを変更できる。この表現が理解できない場合はこのコマンドは実行しない方が良い。変更できるシェルには限りが有り、cat /etc/shells <return>などして確認できる。