アクセス権、アクセス制御に関するコマンド

whoami: 現在の利用者を表示する (who am i)
<書式>whoami
id: 現在の利用者名、現在のグループ名などを表示する
<書式>id

idコマンドは各OSによって相異が見られるので、man id などして確認するのが良い。

groups: 所属するグループ名の一覧を表示する
<書式> groups [username...]
username 表示させたい利用者名。デフォルトでは現在の利用者の利用者名が与えられる
newgrp: 新しいグループへのログイン (new group)
<書式> newgrp [group]
group グループ名。デフォルトでは現在の利用者のデフォルトグループが与えられる
chmod: ファイルのアクセス権を変更する (change mode)
<書式> chmod [-R] mode name...
-R nameがディレクトリであった場合は階層的に処理を行なう
mode下部参照
nameファイル名

相対指定における mode は { u | g | o | a |}{ + | - | = }{ r | w | x }となる。

対象 オペレータ 設定内容
u 所有者 + 追加 r 読みだし
g グループ - 取り消し w 書き込み
o その他の人 = 強制 x 実行
a 全ての人 - -

絶対指定における mode は以下の数値の和となる。

対象設定内容
0400所有者読みだし
0200所有者書き込み
0100所有者実行
対象設定内容
0400グループ読みだし
0200グループ書き込み
0100グループ実行
対象設定内容
0400その他の人読みだし
0200その他の人書き込み
0100その他の人実行
chgrp: ファイルのグループを変える (change group)
<書式> chgrp [-R] group name...
-R nameがディレクトリであった場合は階層的に処理を行なう
group変更したいグループ名
nameファイル名