フランス語をやっててよかった!

経済学部4年生  楠本 有輝



 僕は初めは英語だけするのが第1希望で、フランス語希望順位はかなり下でした。しかし、英語以外の外国語を話せるのも面白いかもと思い、フランス語を頑張ってする事にしました。1年生の頃は週4回の「フランス語エキスパート」に加え、フランス語会話を取っており、週5回、フランス語の授業を受けていました。毎回やった事を帰宅後に何度も、何度も復習して、そのうちフランス語の魅力に取り込まれていき、2年生になっても続けようとする熱意が現れてきました。

 2年生になってからは「エキスパート発展A/B」(週2回)と経済学部の「仏書購読」(秋学期)を取り、春学期週2回、秋学期週3回という形になりました。この頃から自分で参考書を買って勉強しはじめ、平日は1限目が始まる前、講義と講義の合間、昼休みに勉強しておりました。また「フランス語エキスパート」の時の友人やフランス語の先生たちと一緒に四条へフランス料理を食べに行ったりして、フランスの食文化に触れる事もできました。また、秋には「フランス語検定」の試験があることを知り、春学期ぐらいから、検定の3級を目指してやってましたが、僕は1年生の頃から体育会の全国レベルの部活に入っており、夏休みは何かと忙しくて出来ませんでしたが、春学期と秋学期の追い込みのおかげでギリギリの点数でしたが合格する事ができました。うれしかったです。

 現在は3年生で、部活も上級生という立場のために忙しくて、フランス語はあまり出来ていませんが、夏休みに2週間、フランスに留学しようと思い、平日は毎日1時間弱ですが勉強しています。また、費用を稼ぐためにバイトをしており、やっとある程度貯まりました。僕はこの機会にフランスで様々な人と出会い、また様々な文化を学び、自分の視野を広げたいと思っています。今後は大学を卒業してからもフランス語を続け、検定の1級レベルまで目指してやっていきたいなと思っています。


*荒井のコメント: 経済学部の有輝君は、私が配ったフランス語教材のワープロミスを即座に見つけ出す抜群の集中力の持ち主です。1年生のとき、体育会の部活で忙しいにもかかわらず、「フランス語エキスパート」を欠席一つせずやりとおし、2年でも意欲的にフランス語に取り組みました。その彼に、フランス語の魅力と勉強のしかたを語ってもらいました。文中で仏検3級に合格したとありますが、4年の春には準2級にも合格しています。11月には2級に挑戦です。