編者序
目 次
ド・サンファール大尉について(遊佐幸平)
索引
(目次細目)
第1編 総 説
第1章 平衡
第1節 各種の平衡
1.自然の平衡
2.縦(前後)方向における重心の転移
3.横方向における重心の転移
4.重心を1肢の上に集中する効果
5.結論
第2節 平衡の要素
1.四肢
2.頚
2−1.速度を規制するための頚
2−1−1.伸長歩度における頚
2−1−2.短縮歩度における頚
2−2.方向変換の要素としての頚
3.騎座の転移
第2章 平衡の確立および変化のための手段
第1節 脚
1.両脚同時の操作
2.脚の側方操作
3.他の諸方式
4.脚に対する馬の感覚
5.拍車
第2節 手綱
1.手綱による頚と頭の支持
1−1.反対手綱
2.速度を規制するために頚を利用する時の手綱の使用法
2−1.前躯起揚
2−1−1.キ甲角
2−1−2.前躯起揚の必要性
2−2.頚の低伸と拳の低下
3.方向を規制するために頚を利用する時の手綱の使用法
3−1.真直屈撓
3−1−1.真直屈撓を得る方法
3−1−2.真直屈撓を求める時に避けるべき誤り
3−1−3.真直屈撓と頚の低伸
3−2.側方屈撓
3−2−1.側方屈撓の効用
3−2−2.側方屈撓の使用法
3−3.屈撓に関する一般的注意
第3節 扶助の一致
1.整置
2.収縮
3.運動姿勢
3−1.真直運動姿勢
3−2.側方運動姿勢
3−2−1.折目を伴う側方運動姿勢
3−2−2.真直側方運動姿勢
3−2−3.傾斜姿勢
第4節 扶助、抵抗、軽快性
1.扶助
2.抵抗
2−1.精神的抵抗
2−2.身体的抵抗
2−2−1.脚に対する抵抗
2−2−2.拳に対する抵抗
3.軽快性
4.結論
第3章 調教の補助手段
第1節 徒歩作業
1.脚の調教のための徒歩作業の使用
1−1.膠着癖馬
1−2.過敏な馬
1−3.片方の脚のみの操作により生じる同様の欠点
2.屈撓の調教のための徒歩作業の応用
第2節 調馬索作業
第3節 銜
1.水(小)勒銜
1−1.水勒銜の種類
1−2.水勒銜の効果
2.大勒銜
3.銜の選定
4.手綱の保持方
第4節 扶助の補助手段
1.音声
2.凝視
3.褒賞
4.懲戒
第1編の結論
第2編 普 通 馬 術
通則
第1章 常歩および速歩作業
第1節 常歩作業
1.手綱の調整
2.常歩の運歩
3.停止より常歩
4.常歩より停止
5.歩度の減却
6.歩度の伸長
7.後退
8.回転
9.ドゥブレ(2回回転)
10.巻乗
11.半巻
12.反対半巻
13.手前変換
14.往復手前変換
15.蛇乗、8字乗
16.前肢旋回
17.後肢旋回
第2節 二蹄跡運動
1.腰を外にする運動
2.腰を内にする運動
第3節 速歩作業
1.速歩の運歩
2.停止あるいは常歩より速歩
3.速度の増加
4.速歩における二蹄跡運動
5.速歩の調節
6.速歩の伸長
第2章 駈歩作業
1.駈歩の運歩
2.走路における駈歩
3.正駈歩と反対駈歩
4.駈歩発進
5.駈歩の調節
6.駈歩における回転
7.駈歩における二蹄跡運動
8.反対駈歩における二蹄跡運動
9.踏歩変換
9−1.踏歩変換の実行
9−2.踏歩変換を要求すべき時機
10.駈歩における半巻
11.駈歩における往復手前変換
12.駈歩における蛇乗および8字乗
第3章 障碍飛越
第1節 飛越の要領
第2節 障碍飛越の調教
1.調馬索を用いる調教
2.馬場内における自由飛越による調教
3.障碍馬場における調教
第4章 癖馬調教
1.膠着癖のある馬
2.物を見る馬
3.頭を上下に振る馬
4.上を向く馬
5.キョウ後に来る馬
6.驟歩する馬
7.狂奔する馬
第3編 高 等 馬 術
通則
第1章 特殊歩法
1.パッサージュ
2.二蹄跡上のパッサージュ
3.ピアッフェ
4.後退パッサージュ
5.ピアッフェ・バロッテ
6.パッサージュおよびピアッフェにおける旋回
7.肢を交叉して行う旋回
8.ジャンべット
9.3肢で行う前肢旋回
10.スペイン常歩
11.重複スペイン常歩
12.スペイン速歩
13.スペイン・パッサージュ
14.各完歩毎または各斜対肢毎に交互に行う普通のパッサージュ
とスペイン・パッサージュ
15.前躯振動
16.後躯振動
17.パッサージュ・バランセ
第2章 駈歩作業
1.駈歩における高等馬術
2.信地駈歩
3.後退駈歩
4.数歩毎に行う踏歩変換
5.歩毎の踏歩変換
6.信地駈歩における踏歩変換
7.ピルーエット
8.三脚駈歩
9.スペイン式踏歩変換
10.歩毎に行うバランセ踏歩変換
11.後退駈歩における踏歩変換
結論
ド・サンファール大尉の調教馬と箴言録