平成28年度プロジェクト研究
グレブナー基底の展望
研究計画の概要

科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業(CREST)研究課題「現代の産業社会とグレブナー基底の調和」(通称、日比プロジェクト)は、 平成26 年 3 月、成功裏に終了し、発展的に継承されている。特に、科学研究費補助金の基盤研究(S) 「計算代数統計による統計と関連数学領域の革新」(研究代表者:竹村彰通、平成 25 年度〜平成 29 年度)、及び、基盤研究(S) 「統計と計算を戦略とする可換代数と凸多面体論の現代的潮流の誕生」(研究代表者:日比孝之、平成26年度〜平成30年度)は、 ポスト日比プロジェクトとしての役割を担っている。グレブナー基底は、代数と統計学、D加群の理論と統計学など、 従来、全く疎遠であった複数の研究分野を結び付ける“虹の架け橋”である。 本プロジェクト研究は、上記2件の基盤研究(S)の研究計画遂行の一環として実施し、 RIMS研究集会(3件)と RIMS合宿型セミナーを開催する。 加えて、月例セミナー、及び、客員研究員による大学院生向けの連続講演を実施する。 それらの集会とセミナーなどを通して、可換代数、代数幾何、凸多面体、統計学、代数解析、計算数学など、 あらゆる分野から、グレブナー基底の研究に携わる、国内、及び、国外の研究者が結集する機会を設け、研究分野の壁を越え、 グレブナー基底に関する多様な側面の相互理解を深め、今後の展望を探るとともに、将来解決すべき諸問題を提示し、 次世代を担う若手研究者の育成を促進する。

RIMS研究集会
RIMS合宿型セミナー  

長期研究員
  • 東谷 章弘(ひがしたに あきひろ)
    所属:京都産業大学理学部
    研究実施期間:平成28年4月1日〜平成29年3月31日

外国人客員研究員
  • Dr. Mateusz Michalek, Assistant Professor, Polish Academy of Sciences
    滞在期間:平成28年10月1日〜平成28年12月31日
    滞在期間中の毎週木曜計10回、連続講義を行います。詳細はこちら

国内客員教授
  • 大杉 英史(おおすぎ ひでふみ)
    所属:関西学院大学理工学部

隔週セミナー   詳細はこちら

国内、海外から、グレブナー基底とその周辺分野の研究に携わる研究者を招聘し、 年間20回(概ね、隔週)のセミナーを開催する。
世話人:
  • 東谷 章弘 京都産業大学理学部
  • 小山 民雄 滋賀大学データサイエンス教育研究センター
  • 土谷 昭善 大阪大学大学院情報科学研究科


組織委員
  • 大杉 英史 関西学院大学理工学部  
  • 高山 信毅 神戸大学大学院理学研究科  
  • 竹村 彰通 東京大学大学院情報理工学系研究科  
  • 中島 啓  京都大学数理解析研究所  
  • 日比 孝之 大阪大学大学院情報科学研究科(委員長)