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京都産業大学馬術部の発足
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創設者 荒木 雄豪
■1960(昭和35)年 第17回 ローマ オリンピック出場
■1968(昭和43)年 第19回メキシコシティー オリンピック出場 |
~和駿創刊号より抜粋~
終戦後、軍隊なき後の日本の馬術開の母体は学生馬術となった。私が馬術的に育ったのも大学馬術部であったが、私はそこでは馬術のみならず人間として大切な数々のことを学ばせて貰った。部の意義はそこにあると思う。自分の学んだ事、得たものを次の世代に伝えたいという気持ち、これは人間としてのひとつの本能なのであろうか。馬を語り、馬術を共に研究することだけであれば、私には全国に仲間がいる。しかし乍ら、私はそれだけでは飽き足らず私が五高及び京大馬術部と銀蹄会から学び得たもの、そしてそれ以上のものを伝えられる部を作りたかった。それを理想的な馬術部に育てたかった。然しその為には新しい大学が必要であった。父は学問の研究を通して、私は馬術部を通じ、自分の学びえたものを次代に正しく伝える可く――それを教育というのであろうか――新しい大学の創設を志したのであった。
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| 【馬術部五訓】 |
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和を以って尊しと為す |
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謙虚・反省 |
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誠実・責任感 |
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困苦欠乏に耐え密かに微笑むべし |
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気宇宏大 |
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昭和40年4月、大学開学と同時に故和田完二氏を初代部長にお願いして開部した馬術部の発足に際して、何か綱領といったようなものを掲げようということになったのであるが、適当なものが思い浮かばないままに、私が最も苦手とするような言葉を順に並べてみようということで上記五ケ条を挙げる事とした。
=故和田完二初代馬術部長13回忌の日に記す= 荒木 雄豪 |
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