Webの利用

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Web ブラウザ

今皆さんがこのページを見ているとき、Firefox や Mozilla などの ソフトウェアを利用していると思います。Windowsであれば Internet Explorer が有名です。 そのような Web ページを閲覧するためのソフトを「 Webブラウザ」もしくは単に「ブラウザ 」と呼びます。場合によっては Bon Echo というブラウザを使っているかもしれませんが、それは FireFox の一種(FireFox2 の開発コードネーム)です。

URL入力欄

青く囲ってある入力欄(URL入力欄)に目的のWebページのアドレス(名前の通りWebページの住所のことです)を入力すると、そのアドレスが表すWebページを開くことができます。 ちなみに、上の図で入力してあるURLを開くと Google という検索エンジンのページを開くことができます。

URL

URL (Uniform Resource Locator) とは、一般的には http://www.kyoto-su.ac.jp/ のようにWebページなどのアドレスのことを言います。正確にはインターネット上の様々な情報資源(情報リソース:Web文書、映像・画像、音声など様々な形がある)を、その所在に基づいて識別するための統一書式です。最初の http の場所 ( :// の前) に書かれる部分は「スキーム」(scheme) と呼ばれ、Web の場合は http というインターネット上を通信する際のプロトコル(通信規約)を記述することが多いです。他のネットワークの通信プロトコル名を書くこともできます(例えば、ftp, smb, rtp, mmp 等)。:// の後から次の / の間までは、データを保存しているインターネット上のコンピュータ(サーバ)を指します。www.kyoto-su.ac.jp という名前は京都産業大学にある特定のコンピュータ名を指すことになります。その後はサーバ上のディレクトリやファイルを指すことになります。

例)理学部コンピュータ科学科のWebページの場合

URLテキストの説明図

最近では URI (Uniform Resource Identifier) という言葉も使われます。URI は Webの文書ファイルのような具体的なデータの在処を表すだけでなく、ISBN (International Standard Book Number: 国際標準図書番号) 等のように、記号や数字だけで規定される情報も同様の書式(書き方)で扱えるようにしたものです。従って、URI は URL より広い意味を持っています。

検索エンジン

インターネット上の Web ページを閲覧したり調べたりする場合、予め目的ページのアドレス (URL) が判っている場合は良いですが、 そうでない場合も多々あります。そういう場合には検索エンジンです。 これはWebページを関連したカテゴリごとにまとめてあったり、 関連したキーワードをいくつか入力することで 目的のページを探すことができるもので、何か探すものがあるという時には 重宝するでしょう。

キーワードで検索する時には調べたいページに含まれていると予想される単語を入力します。下に代表的なものを紹介しますので、気に入ったものを使って下さい。また、複雑な検索を行うためにはある程度の検索テクニックやノウハウが必要です。様々な事柄を自分で検索して、インターネットの検索エンジンを上手に使えるようになりましょう。

セキュリティ警告について

様々なWebページを閲覧していたら、次のようなセキュリティ警告のウィンドウ(ダイアログとも言います)が出ることがあります。

セキュリティ警告のダイアログ

これは、情報をWebサーバに送る際、その通信が暗号化されていない場合に警告が出ます。上記のような検索エンジンで単にキーワード検索するのであれば問題になる可能性は低く、「続ける」ボタンを押して目的ページを見ても構いません。ですが、人の名前や住所、電話番号、カード番号、パスワードなど個人情報となりえる情報を扱う場合は、このダイアログに出ている通り「第三者に内容を傍受される可能性」があるので、この警告に注意する必要があります。その場合は、暗号化していなくても構わないかどうか考えるようにしましょう。暗号化しない状態で通信して欲しくない場合は、「キャンセル」ボタンを押すことで情報は送信されません。(危険を承知で「続ける」を押して暗号化せずに通信することもあり得ますが、その場合はユーザ自身の責任になります)

ページを管理する

ブラウザと検索エンジンを使えば様々なページにアクセスすることができます。 しかし同じページに何度も訪れる機会がある場合、毎回検索をかけるのは面倒です。そういう場合にはブックマーク (bookmark) を使うと便利です。
これはページにしおりを付けるもので、登録しておけばわざわざ検索せずとも 直接そのページに飛ぶことができます。
やり方はしおりを付けたいページを表示させている時に、 ブラウザの上の方にある 「ブックマーク」をクリックし、 「現在のページを追加」をクリックします。「ブックマーク集に追加」を クリックすると直接URLを指定したり、ブックマークに好きな名前を付ける ことができます。ブックマークが増えてくると見にくくなるので、 「ブックマークの管理」で必要に応じて振り分けると良いでしょう。 フォルダごとに分けて行くと下の図ようになります。

Bookmarkの例
ブックマークの例

ここまでで説明したことを知っていればとりあえずは十分です。 もちろん、ブラウザの機能はここで紹介したものだけではありませんので 色々と触ってみると良いでしょう。インターネットには多くの知識・情報が 公開されています。興味を持ったことがあればどんどん検索してみましょう。

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辞書サイト

ここではインターネット上での辞書サイトを紹介します。
インターネット上で漢字辞書や国語辞書など辞書サイトはたくさんありますが、ここではコンピュータ用語に対応している辞書サイトを紹介します。

goo辞書
例えば同じ単語であったとしても普段使われる英語とコンピュータ用の英語は日本語に訳すときに意味が違うときがあります。 このコンピュータ用の英語は普通の辞書では載っていないことが多いです。 このgooサイトなら国語辞典と和英辞典、英和辞典がついていて、英和辞典では普段使われる英語の意味とコンピュータ用の英語(【コンピュータ】...) のようになっていて、どちらもわかるようになっているのでとても使いやすいです。
ブロードバンド事典
このサイトはネットワーク用語の検索ができます。
IT用語辞典 e-Words
このサイトはIT関連の用語が引けます。
ウィキペディア日本語版
WikiというWeb関連技術を利用した百科事典のサイトです。サイトの基本方針に賛同するユーザであれば誰でも更新、追加ができるので、たくさんの人で作り上げていく百科事典となっています。コンピュータの用語や歴史、関連人物に関する説明もたくさん出ています。(まだ説明が記載されてない用語もたくさんありますが)

この他にもOSやソフトウェアで使われる拡張子について書いてあるCCfA拡張子辞典などもあります。コンピュータ用語やネットワーク用語でわからない言葉が出てきたら、とにかくこれらの辞書や事典のサイトを利用して意味を調べる癖をつけましょう。

ここではコンピュータ用語に対応している辞書サイトを紹介してきましたが、漢字辞書や国語辞書、百科事典や言語別(例えば中国語やドイツ語など) などの辞書サイトもインターネット上ではたくさんありますので自分の好みに合ったサイトを探してください。

インターネットが使えない場合には、PCにインストールするタイプの辞書ソフトウェア(有料)などもあります。残念ながら学内でこのような辞書ソフトウェアは用意されていませんので、個人で入手しないといけませんが、ノートPC等でインターネットに接続できない場所にいるときには非常に有効です。ノートPCを持っている人は使えるようにしておくと便利でしょう。

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